オープン当時のSOMAカフェ

SOMAカフェ(ソーマカフェ)は、東京都渋谷区桜丘町に1999年11月にオープンし、独特の気取らないスタイルが若い人たちの間で受けて人気を博していました。SOMAカフェでは、和食を中心とした定食や味噌汁や煮物など、気取らないお袋の味を思い出させる料理が特徴でした。木目を中心としたSOMAカフェ店内のインテリアも親しみやすく温和な雰囲気であったことも人気の理由の一つです。店舗内も一風変わっているけどホッと落ち着ける場を提供していました。SOMAカフェのオーナーでもあったアメリカで修行した映画監督の肩書きも持つ石本靖幸さんの遊び心が随所に込められ、ちょっと雑多な感じが妙に安堵感を与えていたのではないでしょうか。そのSOMAカフェも、7周年を迎えた2006年の7月にレストランのSOMA(ソーマ)へとリニューアルオープンしました。

SOMAカフェからレストランSOMAへ

SOMAカフェは、2006年の7月にSOMAカフェから、レストランSOMA(ソーマ)として生まれ変わり、リニューアルしました。場所は変わらず渋谷区桜丘町。SOMAカフェと同じく、渋谷駅西口を出て山手線の線路沿いを恵比寿の方向に歩いたところにお店があります。SOMAカフェでは2006年の4月から、徐々に店舗のリニューアルを行っていたようです。ニューヨークのアパートをイメージした白い店舗の入り口のショーケースをはじめ、やはりSOMAカフェ同様、レストランSOMAのオーナー石本靖幸さんのこだわりは現在でも各所に見られます。SOMAカフェの頃の基調となっていた木目から鉄とコンクリートが中心のインテリアになりました。また、店舗の家具は職人の二村和弘さんが手がけ、その場で注文もできるようです。

SOMAカフェとのメニューの違い

SOMAカフェの頃は、定食や煮物と味噌汁などの気取らない親しみやすい和食を中心としていましたが、リニューアルオープンしてからは、メニューも大きく変わりました。SOMAカフェの定食などの値段と比較してみると少しお値段が高くはなっていますが、オリジナルの創作料理は、中華、イタリアン、フレンチなど、和洋中のジャンルを問わずSOMAカフェの頃からはメニューが大幅に変わって豊富になり、食事をじっくりと楽しむことができます。SOMAカフェの頃よりメニューも変わったことで来店されるお客様の平均年齢もすこし上がってきているようです。また、お値段の設定もSOMAカフェの頃より高くなってはいますが、それでもお手ごろ価格で、現在のレストランSOMAにおいても若い方にとってリーズナブルです。

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